醒めない夢を見ているつもりだったのに
昨日のベストアーティストについて書こうと思う。
あの瞬間から、ずっとtwitterに張り付いてどういうことなのか理解しようとしたし、自分でも消化しようと思ってたけど、無理だった。
140字なんかで表せるわけないよ。
でもこの気持ちをずっと吐き出さないでいるのも辛くて、ここに吐き出そうと思う。
所詮ド新規というかにわかの奴が言うことなので、間違っていることもたくさんあると思います。
暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
いや、でも無理だよね。そんなの。少なくとも今は。
quarter見てからというもの、今やることが山積みで余裕なんて全然ないのにKAT-TUNのCDやDVDを買いまくっていた。
テレビ番組だって、夜型人間のくせにシューイチ頑張って起きてリアタイしたし、今までワイド―ショーなんて絶対録画しない派だったのに、亀梨くんのドラマが決まった時は出そうな番組録画してできるかぎりリアタイして。
ブログに書く時間はなかったし、小出しにしないでバーッと書きたかったからTwitterでも呟かなかったけど、もう空いている時間の99%はKAT-TUNだった。
それでもまだ自分が沼にいるって認めたくなかったのは、本格的に嵌りだしてから1週間くらいでハイフンになりました☆とか、沼に嵌りました♡なんて虫が良すぎて言えないだろうっていう気持ちがあったから。
あと、自分が信用ならなかったから。次々と色んなもの好きになる人間だから。
でも、今は書いておけばよかったと思う。
純粋に、田口くんのことメンバーとして、4人のKAT-TUNを好きになった者として、4人の作品についても、過去の作品についても書いておけばよかったと思う。
もうあの頃の気持ちでは書けないんだな。
ベストアーティスト、すごく楽しみだった。
ちょうどHDD整理して、音楽の力の衣装がquarterのDigitalの衣装だ!あー特典で言ってたちょっと変えた部分ってここねーとか言って2日前くらいに喜んだ。
シューイチでラブメドレーはkiss kiss kissって発表されて、ちょっと残念だな、でももしかしたらquarterのあの大好きな衣装着てくれるかも!あれかっこいいしいい画質で録画できるのはそれはそれでいいかも♡とか思ってた。
当日もずっとソワソワしてた。
KAT-TUNを好きになって初めての地上波音楽番組だし、絶対に見逃したくなくて、ニッポンの出番は録画した。
初っ端ジャニーズWESTがカップリング曲歌って、これはRAYあるかも?!?!とかドキドキしたり。
いざKAT-TUNがネクストアーティストに出てきて、度肝を抜かれた。
何、あの真っ赤なコート。絶望的に似合わない。
赤だったらあんな赤とピンクの中間色みたいな色じゃなくて、真紅とかだろせめて~~とか思っていた。
みんなあんまり笑ってないって気づいたけど、KAT-TUNってこんな感じなのかな、とか悠長に思っていた。
亀梨くんの渾身のちょっと引き攣った笑顔は、ドラマでお疲れなのねーくらいにしか思っていなかった。
いざKAT-TUNの番になって。
翔くんが、田口くんからご報告があるんですよね?と言った時、あー結婚かと思った。
ずっと前から付き合っていたことも、同棲していることも有名だったし、ラジオで言ってた「早く30代になりたかった。楽しみ」っていう言葉は、自分や事務所の中で30歳になったら結婚OKって決めてたのかな、と思ってた。
まさかそれがあんなことになるなんて。
聞いた瞬間、真っ白になって、亀梨くんの言葉とか全部素通りしてしまった。
亀梨くんが震えてたことも気付かなかった。
上田くんの目が赤くて、涙目で、もう脱退とかよく分からなくて、ただただ上田くん泣かないでって願ってた。
何かつぶやいていないと正気が保てなくて、静まり返ったTLでつぶやいてた。
気が付いたら曲が始まって、出だしの亀梨くんのソロが音外れて、上田くんは声がか細くて、中丸くんは逆にいつもより声が出ていて、そんな中で田口くんはいつも通りで。
出だしの亀梨くんソロの歌詞からして心にグサグサ突き刺さって、その時点で歌詞聞くのを放棄していたと思う。全部素通り。
そしてよく分からないまま終わっていた。
特効があったことも全く気付かなかった。田口くんのソロショット見るのが辛かった。
KAT-TUNの番が終わったら、番組は何事もなかったかのように進むし、まるで悪い夢を見たかのようだったのに、Twitterにはメンバーそれぞれの言葉とか、伝言板の言葉とかが流れていて、ここで脱退と言う事実が押し寄せてきた。
それでも受け入れられなくて、V6が歌ってたけど、何歌ったかなんてさっぱり覚えてないし、どんな衣装でどんな顔してたのかも記憶にない。
ただよく分からないけど、V6見てたら幸せだった20周年を思い出して泣きそうになった。
本当になんて幸せだったんだろうと思った。
その後もどんどん番組は進んで、音楽は全部素通り。
ジャニーズメドレーも覚えていない。
もう消そうと思っても、kiss kiss kissがあるから消せなかった。
そこでもしかしたら嘘でーす!とか言ってくれないかなって。
いざ始まったら、まさかのコンサート衣装で、でも全くうれしくなかった。
中丸くんも亀梨くんも涙目で、上田くんはカメラを見なかった。
ここでも田口くんだけがいつも通りだった。
これが、道が分かれたってことなのかなって感じた。
kiss kiss kissはやっぱり悔しいほどかっこよくて、見てたら涙で途中から見えなくなってしまった。
私は今まで自分の好きだった宝塚の生徒さんが退団しても泣かなかったし、女性アイドルが辞めても泣いたことはなかったから、自分はヲタクって言えるほど嵌ることができないんだな、ドライなんだなと思っていた。
それなのに、まだ好きになって数日しかたってないグループに信じられないくらい泣いて、私本当はもうKAT-TUNに嵌っていたんだってようやく認められた。
こんなことで気づきたくなかった。
できるなら、コンサート行ってそこで感動した時に実感したかった。
kiss kiss kissを途中から正視できなくて、気が付いたらV6が愛なんだを歌っていた。
画面は見れなかったけど、なんで同じ6人組でスタートして、かたやこんなに幸せな20周年迎えているグループがいるのに、なんでKAT-TUNは来年の10周年を幸せに迎えられないの、ともっと泣けてきた。
quarterのコンサートで田口くんが言った言葉、涙、それは今までのことを思い出して、また東京ドームに帰ってこれたことがうれしくて泣いたんだと思っていたよ。
私はそう勝手に解釈して、もらい泣きしたよ。とんだ道化だ。
でも、あれはお別れの涙だったってことかな。
私は今のKAT-TUN4人が大好きで、担当なんて決められないと思っていたけど、いつかコンサートに行ったら、その時はこの人が自分の担当って決められたらいいなって思っていた。
その候補の1人であった田口くんを、もう私は永遠に担当にはできないんだね。
V6は、「はじめることが愛なんだ」って歌うけど、はじめようとしたときに相手にもういらないよと言われたらどうすればいいのかな。
教えてほしい。
結局一睡もできずに朝が来て、このままじゃ気持ちが停滞して何もできないからとりあえずこれを書いているけど、今でもこれが嘘なんじゃないかと思う自分がいる。
私は結局、KAT-TUNのコンサートや楽曲が好きだし、これからどうなろうとKAT-TUNは応援する。
中丸くんも上田くんも亀梨くんも大好きだし、3人のこれからのお仕事も、3人がもし一番あってほしくない決断を下したとしても、3人がそれぞれの仕事を応援して良いよと言ってくれる限りしていくと思う。
田口くんも大好きだった。
過去形でしかもう言えないことが悲しいし、受け入れられないし、きっともう彼がこれから先、芸能界に残ったとしても、絶対に応援できないだろうなと思うことが本当に悲しい。
本当に、これが夢なら醒めればいいのに。